女岳山頂もなだらかな傾斜で少し下ると広場があって、記念プレート。
誰かがここで、山頂結婚式を挙げたらしい。
新郎新婦もだけど、参列するのは大変だっただろうね。

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その先にこんな道しるべ、ここからがあの地獄坂らしい。
隣りに見える小さな祠は多分二岐明神だったんだと登山口まで降りて気が付いた。

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他の人の登頂記録で、「ロープのある急登が続いて、ホームセンターで買った手袋が穴が開いた」という記述があったけど、ここまで、段差が大きくて手を使って登った場所はあったけど、ロープを頼りにする場所は全然無かったので、ちょっと油断していた。

地獄坂、かなり急な坂が続いていて、ずっとロープが張ってある。
足元もぬかるんでいる場所が多くて滑りそうだし、道の両側のクマザサや木の枝、ロープをつかんでバランスを取りながら慎重に降りていく。
二岐山、他の山と違って、急な場所も迂回することなく、登りも下りもほぼ直登。
地獄坂は感覚的に45度以上の坂が延々続いている。
何かに掴まらなくちゃ降りられないような場所で、手袋や軍手が無いと降りるのはきびしい。
途中ゆるやかになったりすること無く、ひたすら急な坂を下りていく。

途中タニウツギが咲いていた。

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坂がほんの少しゆるやかになって、急だけど何かに掴まらなくても降りられるようになったら、女岳坂。
地獄坂と女岳坂は段があって少し平らな場所があったりするわけじゃ無くて、傾斜が変わったら女岳坂に入ったんだというかんじ。

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女岳坂まで降りてようやく女岳登山道の標高の半分くらいで、登山口はたぶん男岳の山頂から見えた風力発電風車のあったあたりまで下りた場所。
木々の間から見ると、まだまだ遙か下。
距離的には女岳山頂と風力発電登山口の中間地点。

足の爪も痛くなってきて、この坂が続くとキツいなと思いながら降りていると、急に傾斜が緩やかになって、どんどん進めるブナ林の中の道に変わる。

突然鳥居が現れたら、その先が登山口。

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鳥居には二岐明神の文字があるけど、付近にお社や祠が見当たらない。
地獄坂の入り口に立っていた、小さな祠がそうだったんじゃないかと思い当たった。

こっちの登山口にもトイレ。

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天気が悪くならないうちに林道まで降りてこられたので、ホッとする。
11時40分で女岳山頂からコースタイム45分のところ1時間20分かかった。
ぬかるんで滑りやすくなってるので、時間が掛かったんだと思う。

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ここから、車を駐めた場所までコースタイムで1時間になってて、地味につらいとなっているけど林道は林の中のゆるやかな下りで、足の爪の痛みも無く快適に歩けた。
最後、村道とぶつかった場所に、許可無く進入禁止の看板が。

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実は、地味に辛いのはこの先の舗装された村道に入ってから。

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そこまでは、下りだし、林の中で日陰で涼しかったのが、登り坂で日の当たる道に変わる。
時刻は正午、今日は天気が良くて、直射日光が辛い。

12時20分駐車場到着。
コースタイムは1時間だけど、40分くらいで到着。

ここがバス停で須賀川に向けてバスの便があるけど、1日2往復。
ちょうど今日の最終12時40分発のバスが駐まってる。

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今日のルートおさらい。

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この地図では御御鍋神社登山口までの道が村道御鍋線、風力発電登山口までの道が村道二岐岩山線となってるけど、どちらの道も実際には国有林の専用林道で白河営林署の管轄という立て札が立ってた。

地獄坂は下りが良いとなってたけど、足元の悪い急坂は私的には下るより登る方が良かったかも…。



ここから、白河に戻って、プラネットでランチ。

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アラビアータだけど、私好みのアルデンテでは無かったし、アラビアータにしては少しビシャビシャした感じ。
タバスコの瓶は出てきたけど、チーズは少し掛けて有るだけで、たっぷり掛けたい派には物足りなかった。

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